社会人の読書量は平均どのくらい?読書量は年収にも比例する

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社会人になると仕事が忙しく、なかなか本を読む時間が取れないという人もいるでしょう。

しかし、読書をすることは、仕事や日常生活で役立つ知識を得ることができますし、ストレス解消やリラックス効果も得ることができるため、積極的に読書時間を作りたいものです。

この記事では、社会人の読書量について解説するとともに、読書習慣を身につける方法を解説します。

日本の社会人の平均読書量はどのくらい?

ビジネスパーソンの多くが、読書する時間を作りたいと思っているものの、なかなかそのような時間を作れていない人が多いのが現状です。

楽天株式会社が運営している楽天ブックスで、2018年に全国のビジネスパーソンを対象とした読書に関する調査が行われており、この調査結果からも、本を読みたいと思いつつ、読書時間が取れていない人が多いことが分かります。

社会人の平均読書冊数

参考:【平均】社会人の年間読書量は「ほぼ6冊未満」。日本のサラリーマンが今からすべきこと

毎月どれくらいの本を読んでいるのかビジネスパーソン700人に調査した結果では、月1冊未満しか本を読めていない人が全体の5割以上いることが分かっています。

月0.5冊未満(年6冊未満)が、最も多い42.1%を占めており、ついで月1冊未満(年間6冊以上、12冊未満)が全体の18.7%となっています。

管理職と若手社員を比較すると、管理職のほうが読んでいる本の冊数が少ない傾向にあります。

これは、仕事が忙しいことで、本を読む時間がなかなか取れていないということが言えるでしょう。

社会人の平均読書時間

参考:楽天ブックス、「ビジネスパーソンの読書の実態調査」を発表

ビジネスパーソン1,000人に対して、1日にどれくらいの時間読書しているのかという調査を行った結果、1日15分未満が最も多く、全体の39.4%でした。

次に15分から30分未満が26.7%、30分から1時間未満が22.3%となっており、1日に読書に使える時間はわずかであることが分かります。

起業している人や副業をしている人は、積極的に読書時間を作っていることも分かっています。

近年、起業や副業に興味を持っている人は増えており、そのような人は忙しい時間の合間でも知識を得たい、少しでも仕事に役立てたいということで、積極的に読書時間を設けています。

社会人で読書量が多い人に共通するの特徴

読書で様々な知識を得て、それを仕事で活かしている人は、出世しやすく年収が高い傾向にあることが分かっています。

また、読書量が多い人には、好奇心旺盛で目標設定が高いという共通点もみられます。

詳しくみていきましょう。

出世しやすい

読書と出世にどのような関係があるの?と思われるかもしれませんが、世界的に有名な長者番付に名を連ねる人々には、読書習慣があることが分かっています。

例えば、マイクロソフトの共同創業者「ビル・ゲイツ」は、年間50冊もの本を読んでいると言われていますし、Facebookの共同創業者「マーク・ザッカーバーグ」は、2週間に1冊の本を読むという習慣を身につけていたとされています。

世界的に有名になっている人に読書習慣があったということが分かると、読書により出世できるかもしれないと思わせてくれるでしょう。

年収が高い

総務省が行っている家計調査では、年収が高い家庭で書籍の購入額が多いことも分かっており、年収1,000万円以上の人の63.4%が、毎月1冊以上の本を読んでいるという調査結果も出ています。

好奇心が旺盛

読書量が多い人は、好奇心旺盛な人が多いです。

様々なことに興味を持ち、自分の知識をより広めようと日々努力しています。

また、知らないことを知るということに対して、ワクワクする気持ち、もっと知りたいという気持ちも持っているので、どんどん新しい知識を得ていくのです。

そしてその知識を活かして、行動し成功することも楽しんでいます。

目標設定が高い

読書量が多い人は、目標設定が高いです。

なりたい自分になるために、情報収集を欠かしません。

本からは、様々な情報を得ることができますし、なりたい自分になるためにどうしたら良いのか具体的な実践法も本から学ぶことができます。

目標を達成したいという強い気持ちもあるので、しっかり読書時間をとることができるのです。

時間を有効的に活用する

読書量が多い人は、時間を有効活用しています。

読書したいと思っているのに読書できていないという人の多くは「時間がない」ということを理由にしています。

しかし、読書時間は作ろうと思えば捻出することができます。

読書量が多い人は、1日24時間の中で、隙間時間を有効に活用して読書時間をとり、読書習慣を身につけているのです。

社会人が読書をしないとどうなるのか

読書をしない社会人と読書をする社会人では、語彙力に差が出たり、仕事のスキルがあがらないなどまわりと差がついてしまいやすいと言われています。

読書をしないと年収もあがりにくいため、社会人こそ読書習慣を作ることは大切なのです。

周りと差がつく

読書をしている人は、読書により理解力や判断力が養われています。

本に書かれている意図を読み取ることで理解力や判断力は高まりますし、様々な表現法を知ることで、語彙力も増えます。

本を読んでいない人は、このような体験が少ないことから、判断力や理解力が養われにくく、同僚・同期に遅れを取ってしまう可能性があるのです。

収入が増えない

本を沢山読んでいる人とそうでない人では、収入に差が出やすいと言われています。

本を読んでいる人は、仕事を効率よく行う方法や、コミュニケーションの取り方、専門的な知識など本から様々な情報を得ることができ、それを仕事に活かすことで出世しやすくなっていきます。

しかし、本を読んでいない人は、これらの情報を得ることは少なく、なかなか収入が増えません。

ストレスが溜まる

読書には、ストレスを解消する効果があると言われています。

小説や絵本など物語に没頭することで、非日常を味わうことができ、モヤモヤした気持ちが晴れていくのです。

また、小説の中の主人公に共感し、涙を流したりすることでもストレスは解消されます。

本を読んでいない場合、ストレスを発散する手段が他になければ、ストレスが溜まってしまうでしょう。

社会人におすすめの読書習慣

社会人が読書習慣を身につけるためには、隙間時間の活用がポイントになります。

また、本は読んだだけでは意味がなく、それをアウトプットしてこそ実生活で役立てていけるものとなっていますので、読んだ後は何かひとつでも実践することを心がけましょう。

隙間時間を活用する

読書と聞くと、1日1時間くらい読む時間を取らなければいけないと思われるかもしれませんが、まとまった時間が取れなくても問題ありません。

隙間時間を使って読むことで、年間を通して沢山の本を読めることになります。

例えば、電車の移動中や朝・夜など、1日15分でも良いので時間を作ってみましょう。

アウトプットをする

本を読んだら、本の知識を定着させるために、重要な点をまとめてみたり、感想をメモしておいたりしましょう。

このようにアウトプットすることで、読んだ本を活かしていくことができます。

読書量を増やして仕事に活かそう

読書をしたいけれど、読書する時間がなかなか取れないという社会人は多いです。

しかし、読書習慣を身につけることで、それが収入アップにもつながるかもしれないと思うと、読書時間の大切さがわかるでしょう。

また、読書は収入アップだけでなく、自分を成長させるため、ストレスを解消するためにも役立ってくれるものです。

そのため、毎日の時間で少しずつ読書時間を設けてみてください。

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